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従来の技術と最新技術の懸け橋: ネットワーク音声への容易な移行

Network audio solutions

現代のテクノロジーは急速に進化し、システムは設置された瞬間に時代遅れとなってしまうことが多くあります。 最先端を行くには、お客様はシステムをアップデートするか、場合によっては新しいハードウェア装置を購入しなくてはなりません。 この記事では、既存のシステムを取り外して交換することなく、ネットワーク音声の利点を得る方法について説明します。

商用の音声ソリューションなどの主要システムに関しては、企業は設備と設置にかなりの金額を投資することが多くあります。 そのため、数年ごとに新しいシステムを購入することはできないものの、新しい開発技術による効率性の向上や、他のシステムとの統合による利点は得たいと考えます。 このような統合の例として、既存のセキュリティやアクセスコントロール、電話システムなどに音声を組みあわせる場合が挙げられます。 しかし、心配は無用です。既存の音声ソリューションの多くを維持しながら、ネットワーク音声の利点を得ることが可能です。 アクシスの音声製品である AXIS C8033 Network Audio Bridge と AXIS C8210 Network Audio Amplifier は、アナログからネットワーク音声へのスムーズな移行を提供することを目的としています。スマート、簡単、一体化が、これらのソリューションのキーワードです。

多くの方はあまり気がついていませんが、音声システムは至る所にあります。お客様がスーパーの店内を歩いているとき、通常は静かなBGMが流れており、時には新製品に関するアナウンスが流れます。学校では、校長先生が生徒や教師に対し、次の集会やその他のイベントについての情報を伝えることができます。音声システムは、売り上げの向上、認識の向上、情報の送信、建物の安全性維持などに最適な手段です。 しかし、テクノロジーの変化により、特にアナログシステムはすぐに時代遅れとなってしまいます。 すべての組織が新しいシステムに定期的に投資することのできる資金やリソースを持っているわけではありません。しかし、アナログ音声システムからネットワーク音声システムへの移行を容易にするAxis製品を使用することで、投資した既存のシステムを維持したままネットワーク音声の利点を得ることができます。 ネットワーク音声の利点の例として、アナウンス (ライブアナウンス、スケジュールまたはトリガーによるアナウンス) とBGMのゾーン管理が挙げられます。 また、ネットワーク音声を使用することで、集中管理に対応する拡張性と柔軟性に優れたソリューションを容易に構築でき、VoIPやネットワークカメラなどの他のシステムと統合することも可能です。

アナログシステムを使用したインテリジェント音声の利点

アクシスのネットワーク音声ブリッジは、音声エンコーダと音声デコーダを組み合わせたものです。 この製品を使用すると、マイクや緊急用ボタンなどのアナログソースをデジタルシステムに接続することができます。 また、ウェブラジオのようなデジタルソースをアナログシステムに接続することもできます。

アクシスの音声アンプはエッジデバイスで、あらゆるパッシブスピーカーをネットワークスピーカーに変換します。 必要な音圧レベルに応じて、1台の音声アンプから最大8台のパッシブスピーカーを動作させることができます。 たとえば、各教室に2~4台のパッシブスピーカーがある学校では、音声アンプを教室の天井に設置し、そこにあるすべてのスピーカーをシステムの1つのゾーンとして動作させることができます。 どちらの製品にも、すべてのAxisネットワークスピーカーと同様、MP3ファイルのアップロード、プレイリストの作成、定期アナウンスなどの機能を提供するAXIS Audio Playerが搭載されています。 音声製品が使用するもう1つの機能がPoEです。これは、1本のPoEケーブルのみで電源供給とネットワーク接続が可能であることを意味します。 また、音楽プレイリストなどの拡張ストレージ用のSDカードスロットも備えています。

企業による持続可能性の向上に対する重要性が増大していることを考えると、既存の音声ハードウェアへの投資を犠牲にすることなくネットワーク音声へのスムーズな移行を実現する上で、音声アンプと音声ブリッジは非常に役立ちます。

スウェーデンの小売店チェーン、「Kjell & Company」では、まさにこの問題に直面していました。店舗には、店内用ウェブラジオなどの内部コンテンツをストリーミングするためのアナログシステムがありました。 店舗のコンピューターの接続はかなり不安定であったため、同社ではネットワークに接続された装置を使用して、システムの水準をアップグレードしたいと考えていました。「まったく新しい音声システムに投資するという選択肢はあまり考えていませんでした。私たちは長い間、慎重を期しながら要件を満たすことのできる製品を探してきました。アクシスの音声ブリッジは、音楽のストリームと再生を可能にするだけでなく、店内にあるITシステムに干渉することもなくて、素晴らしい製品です。」と、Kjell & CompanyでITマネージャーを務めるエリック・ユングダール(Erik Ljungdahl)氏は語っています。

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