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Axisは初の環境センサーである室内空気質センサーを発売、電子タバコや喫煙の検知を含む、コスト効率の高い空気質監視と管理をサポートします

AXIS D6210 Air Quality SensorとAXIS D6310 Air Quality Sensor、同社初の環境センサー

Axis Communicationsは、同社初の環境センサーであるAXIS D6210 Air Quality SensorとAXIS D6310 Air Quality Sensorを発表しました。新しいセンサーは既存のAxisソリューションとシームレスに統合され、複数の室内空気質パラメータを監視し、電子タバコや喫煙などの室内空気質の問題に効率的かつ適切に対応し、多様な室内環境における空気質の積極的な管理と最適化を実現します。新しいセンサーは両方ともAxis社内で開発されています。 

AXIS D6210とAXIS D6310は、相対湿度と温度の測定に加えて、電子タバコや喫煙、微粒子状物質、揮発性有機化合物、窒素酸化物、二酸化炭素などの空気汚染物質を検出することで、室内空気質を監視します。  

AXIS D6210は2025年上半期に発売予定で、多くのカメラやストロボサイレンなど、他の特定のAxis IPデバイスと統合することができます。また、Axisスピーカーと組み合わせた「プラグアンドプレイ」ソリューションは、お客様に費用対効果の高い空気質の監視や管理をご提供します。AXIS D6310は2025年末までに発売されるスタンドアロンのIPネットワークデバイスで、既存のAxisソリューションに別途追加することができます。

世界保健機関は、世界中で毎年約400万人が室内空気汚染により死亡していると推定

「室内空気質の低下は公衆衛生にとって大きな問題です」と、Axis Communicationsのグローバル製品部門マネージャーであるロバート・ウォイヤー氏は述べます。「世界保健機関は、世界中で毎年約400万人が室内空気汚染により死亡していると推定しています。学校内での学生による電子タバコの使用は蔓延しており、効果的に検知して制限する必要があります。データセンターや管理された製造環境などの特定の施設では、相対湿度、温度、微粒子レベルなどの空気質パラメータを正確に制御する必要があります。当社の新しい室内空気質センサーは、これらすべての分野とそのほかの分野にも対応します」  

AXIS D6210は独自のAxis ポートキャストテクノロジーを使用して、追加のIPアドレスやスイッチポート、電源を必要とせず、互換性のあるAxis IPデバイスに簡単に接続できます。屋内空気質センサーをAxisカメラなどのデバイスと、給電装置の間に設置することで、接続中のデバイスにその機能を追加することができます。たとえば、空気質パラメータをカメラのビデオストリームにオーバーレイとして表示できます。  

また、AXIS D6210は、IPデバイスや給電装置から最大100m離れた場所に設置できるため、柔軟な配置が可能です。デバイスとセンサーは同じIPアドレスで接続されるため、システムの管理もしやすくなります。 

AXIS D6310は、AXIS D6210と同じ空気質検知機能を備えていますが、追加機能を備えたスタンドアロンのIPネットワークデバイスです。これには、センサーのステータスとアラート用のマルチLEDストロボ機能、内蔵スピーカーとマイク、Power Over Ethernet (PoE) による電源出力、パッシブ赤外線 (PIR) センサー、およびAXIS Audio Analyticsが含まれます。

Remote video URL

健康と安全、運用効率、ビジネスインテリジェンスの向上 

AXIS D6210とAXIS D6310は環境やユースケースに応じて、従業員や訪問者のための健康的で安全な環境の形成、運用効率とエネルギー消費の向上、長期的な運用計画をさらにサポートするビジネスインテリジェンスを提供するデータを作成するのに役立ちます。 

たとえば、リアルタイムの室内空気質監視は、健康上の問題を引き起こす可能性のある空気質の問題に即時に対応できます。センサーからのアラートをもとに、IPスピーカーからライブまたは録音済音声を使った自動メッセージを再生することで、空気質改善のための是正措置が取られるまで、建物の特定区域への立ち入りを制限する安全対策を実施できます。

健康と安全、運用効率、ビジネスインテリジェンスにおいて、複数のセンサーから得たデータを接続することの将来性は明らかなもので、ほぼ無限です

温度、相対湿度、大気汚染物質などの特定の空気質パラメータを把握することで、エネルギー効率の向上という付加的な利点とともに、暖房、換気、空調 (HVAC) システムをより正確に管理できます。 

時間の経過とともに、室内空気質センサーによって作成されたメタデータは、占有率などの他のセンサーデータと組み合わせることにより、長期的な「スマートビルディング」の計画と最適化のためのビジネスインテリジェンスを提供できるようになります。 

Axis Communicationsグローバル製品部門マネージャーのロバート・ウォイヤー氏は、次のように結論付けています。「AXIS D6210とAXIS D6310 Air Quality Sensorsは、当社初の環境センサーですが、将来的にはこれに留まりません。健康と安全、運用効率、ビジネスインテリジェンスにおいて、複数のセンサーから得たデータを接続することの将来性は明らかなもので、ほぼ無限です。当社の拡大するIPデバイスのポートフォリオをオープンなAxisプラットフォームと世界中のパートナーの革新的なアプリケーションと組み合わせることで、お客様にこれまで以上に大きな価値を提供できるようになります」 

Yoshihisa Wada
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プレス連絡先
Senior Marketing Specialist, Axis Communications
電話: +03-5937-2703
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Yoshihisa Wada
Axis Communicationsについて

Axisは、セキュリティ、安全性、運用効率、ビジネスインテリジェンスを向上させることで、よりスマートでより安全な世界の実現を目指しています。ネットワークテクノロジー企業として、また業界をけん引するリーダーとして、Axisは映像監視、アクセスコントロール、インターコム、音声ソリューションを提供しています。これらのソリューションは、インテリジェントアプリケーションによって強化され、質の高いトレーニングによってサポートされています。

Axisは50ヶ国以上に5,000人を超える熱意にあふれた従業員を擁し、世界中のテクノロジーパートナーやシステムインテグレーションパートナーと連携することで、カスタマーソリューションをお届けしています。Axisは1984年に創業し、本社はスウェーデン・ルンドにあります。