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Axis Communications、AI駆動の「物体検知オーケストラ」でビデオ監視の可能性を拡張

AIを活用したビデオ監視オーケストラ

ビデオ監視カメラで音楽を奏でることはできるのか?
答えは「Yes」。
ネットワーク映像ソリューションのグローバルリーダーであるAxis Communicationsは、AIを搭載したビデオ監視カメラとスピーカーのみで音楽を演奏する世界初の実験「物体検知オーケストラ」を公開しました。これは、従来のセキュリティ用途を超え、ビデオ監視の新たな可能性を探る挑戦です。

Axisは、高性能カメラとAIベースの解析技術を組み合わせ、テニスボールやコーヒーカップ、消火器といった日用品を音楽のキューとして認識する仕組みを構築しました。設定された物体がカメラの視野を横切ると、異なるゾーンで異なる音が鳴り、カメラが楽器へと変わります。

– 「この実験では、AxisのカメラとAI解析でどこまでカスタムオブジェクト検知やリアルタイムアクションが可能かを試しました」と、Axis Communicationsのソフトウェアエンジニア Ghaith Sankari氏は語ります。「私たちはオーケストラを作り上げました。」
この技術は、パートナー企業がニーズに応じて高度なソリューションを構築するための基盤として応用することが可能です。
 

演奏された楽曲は、映画『2001年宇宙の旅』で象徴的なリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはこう語った』。ただし今回は、弦楽器や金管楽器の代わりに、テニスボールやコーヒーカップが登場します。
 

– 「実際には、どんな物体でも検知できますし、音も自由に設定できます。何を検出させるかは完全にユーザー次第です。実際にこの技術で製造ラインの欠陥検知を自動化している企業もあります」とSankari氏。

カメラや分析システムに何を検出させるかは、完全にお客様次第です。


さらに、Kylie MinogueやNo Doubt、Hurtsとの作品で知られるスウェーデンの音楽プロデューサー Jonas Quant氏が、この革新的なアンサンブルを作曲。

– 「物体検知を楽器と見なす発想に強く惹かれました。キーボードを使わないことで、音楽家に見えない楽器の演奏を教えるような挑戦でした」と語ります。

この「物体検知オーケストラ」は遊び心に満ちていますが、単なる話題作りではありません。AxisのAI解析技術とカメラ、スピーカーの組み合わせが、あらゆる対象をリアルタイムで検知し、アクションを実行できることを示す実証です。この技術はスマートシティや自動化を支え、ビデオ監視の可能性をセキュリティの枠を超えて広げています。

この実験とその背後にあるテクノロジーの詳細:
Björn Hallerborn
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プレス連絡先
Manager Corporate Communication, Axis Communications
電話: +46 46 272 18 00
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Björn Hallerborn
Axis Communicationsについて

Axisは、セキュリティ、安全性、運用効率、ビジネスインテリジェンスを向上させることで、よりスマートでより安全な世界の実現を目指しています。ネットワークテクノロジー企業として、また業界をけん引するリーダーとして、Axisは映像監視、アクセスコントロール、インターコム、音声ソリューションを提供しています。これらのソリューションは、インテリジェントアプリケーションによって強化され、質の高いトレーニングによってサポートされています。

Axisは50ヶ国以上に5,000人を超える熱意にあふれた従業員を擁し、世界中のテクノロジーパートナーやシステムインテグレーションパートナーと連携することで、カスタマーソリューションをお届けしています。Axisは1984年に創業し、本社はスウェーデン・ルンドにあります。