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調査で判明!日本の消費者の間で高まる無人店舗の利用志向、その重要な要因は衛生面と利便性

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retailresearch

無人店舗に求められる特性として、安全とセキュリティが上位に浮上。望まれるメリットは、セルフレジの利便性。
 

ネットワークビデオソリューションの世界的リーダー企業であるアクシスコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都新宿区、以下Axis)は、「無人店舗に関する消費者の利用志向(Consumer Preferences Towards Unmanned Store Experiences)」と題する、2022年に日本で実施した小売業調査の結果を発表しました。Axisの委託を受け、Milieu Insight社が日本で1,000人の消費者を対象に調査を行い、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行後の実店舗でのショッピング行動に関する消費者の選好性を評価するとともに、消費者が無人店舗に何を期待しているかを探りました。

この調査では、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行後の日本の消費者は、実店舗を訪れて買い物をすることに概して乗り気でないことが判明しました。この傾向は、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、薬局、食料品店、ガソリンスタンド、パンや菓子類の販売店舗、ホームセンターなど、さまざまなタイプの店舗に当てはまります。

回答者の約4分の1である23%が、ごく少数の店員か、全く無人で運営される無人店舗を利用する可能性が高いと回答しています。ソーシャルディスタンスや非接触型の手順が運営プロセスに組み込まれていれば、無人店舗の方が安全に利用できる、と消費者が考えている可能性があることを示唆する結果です。その他主な結果は以下のとおりです。

  • 利便性の向上は最大の優先事項である。セルフレジが無人店舗の重要な特性だ、という回答は59%に達している。迅速な支払いと長い営業時間も、メリットと見なされる特性の上位に入っている。
  • 回答者の半分以上である54%が、困った時のサービスアシスタントを利用できるのが望ましい、と回答している。
  • 無人店舗の決定的な要素として、安全性とセキュリティが挙げられている。ビデオ監視による犯罪の抑止とカスタマーエクスペリエンスの管理は不可欠な機能だ、という回答が53%に上る一方、対人交流が少ないことも安全上重要なメリットになる、という回答が41%であった。
  • 特定の店舗形態、具体的にはスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドについては特に、無人運営に対する高い受容性が見られる。

Axisでリテールセグメントを担当する、カスタマーサクセス営業部 シニアアカウントマネージャー 森川真次は、「衛生面、安全性、利便性に関する消費者の志向は、非接触型のショッピングが急速に普及する原動力になっており、実店舗の新たな常識を形作る可能性があります。小売企業が消費者のニーズに乗り出そうとする現在、当社は、デジタル庁の主導のデジタル化計画に沿って、各地で無人店舗の展開に拍車が掛かると予測しています。このような店舗は、完全な無人店舗でも、一部無人の場合にも、人工知能 (AI)、QRコード認証、インテリジェントビデオカメラなど、さまざまなテクノロジーや自動化機能に依存して運営されています。安全な小売環境を実現するためのセルフレジ、動線解析、セキュリティなど、無人店舗の重要な機能を実現するには、これらのテクノロジーが欠かせません」と述べています。

Axisのビデオ監視ソリューションは、変化する小売環境と影響に焦点を合わせて開発されました。運営効率を高め、買物客の安全性とカスタマーエクスペリエンスを強化し、継続的な収益性に貢献する、インテリジェントで実用的なアプローチが求められています。Axisのソリューションによって、店内で発生する窃盗や、シュリンケージと呼ばれる万引きや内部犯行による在庫の減少を抑止し、有効なアラートで店舗を守り、顧客に絶えず情報を提供しながら楽しいショッピングを確保すると同時に、長期計画や、情報に基づく意思決定に役立つデータを蓄積することができます。

Milieu Insight社について

Milieu Insight社は、消費者調査、分析を専門とする企業であり、企業とそのターゲット顧客を直に結んで市場調査を行います。独自のモバイルアプリMilieu Surveysを通じて、ライフスタイル関連の多様なトピックと分野について、消費者意識データを収集しています。Milieuの顧客向けプラットフォームCanvasでは、的確な意思決定と戦略策定に役立つ、高価値でタイムリーな消費者意識データにアクセスし、分析し、視覚化することができる広範囲にわたる各種ツールを企業に提供しています。Milieu Insight社の詳細については、http://www.mili.eu/ をご覧ください。

※本リリースは、2022年5年18⽇現在の情報をもとに作成されたものです。

メディア関連の問い合わせ先:

アクシスコミュニケーションズ株式会社
マーケティング本部 落合
press-jp@axis.com

「無人店舗の利用に関する消費者の志向調査2022年」のダウンロード
Yoshihisa Wada
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プレス連絡先
Senior Marketing Specialist, Axis Communications
電話: +03-5937-2703
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Yoshihisa Wada
Axis Communicationsについて

Axisは、セキュリティとビジネスパフォーマンスを向上させるソリューションを生み出すことで、よりスマートでより安全な世界の実現を目指しています。 ネットワークテクノロジー企業として、また業界をけん引するリーダーとして、Axisは映像監視、アクセスコントロール、インターコム、音声システムなどに関連するソリューションを提供しています。 これらのソリューションは、インテリジェントアプリケーションによって強化され、質の高いトレーニングによってサポートされています。 

Axisは50ヶ国以上に4,000人を超える熱意にあふれた従業員を擁し、世界中のテクノロジーパートナーやシステムインテグレーションパートナーと連携することで、カスタマーソリューションをお届けしています。 Axisは1984年に創業し、本社はスウェーデン・ルンドにあります。

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