アクシスコミュニケーションズは、アップグレードされたエッジベースの動的プライバシーマスキングアプリケーション、AXIS Live Privacy Shieldがライセンスフリーになったことを発表しました。今回のリリースによって本アプリケーションと互換性のあるカメラに付加価値を提供し、ユーザーは離れた場所のアクティビティを監視しながら、リアルタイムで簡単にプライバシー保護を適用できるようになります。また、最新のリリースでは、屋内におけるモーションベースのマスク機能だけでなく、屋内と屋外での使用に対応するAIベースのプライバシーマスク機能もサポートしています。モーションベースのマスク機能は互換性のあるカメラすべてでサポートされており、AIベースのマスク機能は深層学習処理装置 (DLPU) を備えた一部のカメラでサポートされています。
新しいAIベースのマスク機能はライブ映像で人の形を分析し、ユーザーが(移動中、および静止状態の)人物、または背景のマスキングするかどうかの選択を可能にします。この機能は屋内もしくは屋内の、光条件が変化する、または変わりやすい、もしくは低光量の近距離のシーンに適しています。
モーションベースの機能は、背景シーンと比較して、移動しているすべての物体をマスキングします。厳格なプライバシー要件に対応し、安定して十分な明るさのある屋内シーンに適しています。
動的プライバシーマスク機能のどちらの方法でも、カラーマスクとモザイクマスクのいずれかを適用し、対象エリアと除外範囲を定義することができます。汎用性が高いため、静的なプライバシーマスク機能と組み合わせて利用も可能であり、インシデントが発生した場合にマスクを適用したビデオストリームと、現場検証における使用を目的としたマスクなしのビデオストリームを同時に配信するようシステムを構成することもできます。
主な利点:
- プライバシーの保護
- リアルタイムによるエッジベースの動的マスク機能
- モーションベースのマスク機能
- 一部のDLPUカメラ向けのAIベースのマスク機能
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